『ブラジリアン・ブレス』で、日本でもファンの多いブラジルの美形女性サックス奏者ダニエラ・スピエルマンが、実にユニークなアルバムを届けてくれました。叔父のジェルソン・ポンプが書きためたたくさんの詩にダニエラが作曲。それをモイセス・マルケースやアウレア・マルチンスらに歌ってもらおうという企画〜ダニエラの作曲ゆえにどれもショーロの香りがする粋な旋律ばかり。そんな曲を彼女自身がフルートやソプラノ・サックス、アルト・サックスなどを演奏したアンサンブルに乗せて楽しませてくれます。モダンさもありながら味わい深い、なんともリオらしいサンバ・アルバムの登場です!