昨年(2016年)発売された『フィーリン・ハーモニー』(DISCO CARAMBA CRACD-268)〜フィーリンのなかでもコーラスを含んだ楽曲ばかりを集めたコンピレーションは、かなりレアな音源を含んだ内容でした。本アルバムは、そのアルバムにも1曲「LEVANTATE」を収録したホセ・ドロレス・キニョネース(JOSÉ DOLORES QUINOÑES)のコンフントの録音を、8曲収録(21分強)のCDです。歌は、美しいハーモニーを聞かせる男声デュオ、エルマーノス・ベルムーデス(HERMANOS BERMÚDEZ)。すべて、激レアなトラックばかりです。ホセ・ドロレス・キニョネースは、1945年頃からメキシコやスペイン、フランスやイタリア、ノルウェーなどを転々としたバカブンド的体質を持つ作曲家で、その作品は、ベニー・モレー、アントニオ・マチン、ロランド・ラセリエ等のキューバ人やローラ・フローレス、ハビエル・ソリス、ボビー・カポ、ダニエル・サントスなどなど広範囲なラテン系有名歌手にも作品を取り上げられています。
自身が弾くギターとクラリネットが印象的な演奏と、飄々としたコーラスがマッチし、フィーリン的なフィーリングに満ちた録音群です。すべて音源は、ドゥアルテ(DUARTE)原盤。
盤起こし?と思われますが、ノイズもほぼ聞かれず、音質も解像度よく仕上げています。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色CDが封入されています。(サプライヤーインフォより)
1. Levántate (Bolero)
2. Vuélveme A Querer (Bolero)
3. Con Una Lágrima (Bolero)
4. Que Más Da (Bolero)
5. Aunque Me Muera (Bolero)
6. Mi Mejor Canción (Bolero)
7. Reflexión (Bolero)
8. Millonario De Penas (Bolero)