アルセニオ・ロドリーゲスがU.S.A.に移住したのに伴って、そのバンドを引き継いだキューバのトランペット奏者フェリクス・チャポティーン。本作は、1957年にドゥアルテからリリースされたアルバム『リトゥモ・エン・セピア』(LPD-1606/後にクバネイからもMT-220でLPリリース)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。
キューバのトランペット・スタイルの基礎を築いたと言われるチャポティーン。コンフント・マッチョと呼ばれた男らしいサボールむんむんの音で溢れ、強烈なソンのビートでグイグイ聴く者の腰を揺さぶります。チャポティン自作のソン・モントゥーノ「クエント・ナマ」など、ヴォーカルのミゲリート・クニ、ピアノ&作曲家リリー・マルティーネスらと作り上げた強力なサウンドは、今でもキューバ音楽史上屈指ですね。キューバのソン系音楽を聞くからには避けて通れないチャポティーンです!
盤起こしと思われますが、音質は良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
01. Sacando Palo del Monte (Son Montuno)
02. Un Pobre Guajiro (Son Guajiro)
03. Vendaval Sin Rumbo (Bolero)
04. Mariquitas y Chicharrones (Son Pregón)
05. Cuento Namá (Son Montuno)
06. Vida Que Beso (Bolero)
07. Perejil Pa’ la Cotorra (Son Montuno)
08. Amor y Egoismo (Bolero)
09. Ñico Cadenón (Son Montuno)
10. Déjala Que Vuelva (Son Montuno)
11. Para Que Hablar de Amores (Bolero)
12. Ya Tú Lo Ves, Campeón (Son Montuno)