ヴォーカル＆ピアノのカロリーナ・アラバウと、ヴァイオリン＆ヴォーカルもこなすエリア・バスティーダによるスペイン・カタルーニャの女性デュオ。2021年のアルバムです。
スペインのバレンシアに分校があるバークリー音大に学び、20年には初ソロ作『プリメラ・ミラーダ』も放っている1994年生まれのアラバウ。そして、若年ジャズ楽団サン・アンドレウ・ジャズ・バンドの一員として活躍してきたバスティーダが繰り出す、シルキーな歌声と、地中海フォークの情感を土台に、ジャズ、ブラジル音楽、フラメンコなどの要素を交えた拡張性のあるサウンドが、フレッシュな空気を運んできます。サイモン＆ガーファンクルの名曲「サウンド・オブ・サイレンス」で幕開けし、セファルディの伝承曲、両者によるオリジナル、カタルーニャを代表するシンガー・ソングライターのリュイス・リャック、同じくカタルーニャ出身でフラメンコ界でも活躍するマイテ・マルティン、ブラジルのシコ・ブアルキやタニア・マリアのナンバーなど幅広いレパートリー。デュオでのパーフォマーンスに加え、サポートにサン・アンドレウ・ジャズ・バンドを統率するコントラバスのジョアン・チャモロや、フラメンコ・ギターのマルク・ロペス、ヴィブラフォンのブランドン・アトウェル、パンデイロのセルジオ・クラコウスキが数曲で参加しています。ベテランのマリア・デル・マール・ボネットらや、サン・アンドレウ・ジャズ・バンド系の若手アーティストたちがお好きな方までチェックしていただきたい逸品です。（サプライヤーインフォより）

1. The Sound of Silence
2. Morenika 3:11
3. Thousands of Lights 3:13
4. Corrandes of Exile 3:28
5. That Melody 3:42
6. The Black Atilia 3:33
7. By the Small Sea of the Port 3:15
8. Conversation in Ramos 2:20
9. Sea and Moon 4:00
10. Yatrata 4:18
11. Something New 3:10
12. And I’ll tell you 4:26
13. Why Discuss With Madame 2:50