トルコ音楽のいまを担う偉大なジプシー音楽家ブルハン・オチャル。近年にはダブルムーンの看板アーティストになった。本作はそんな彼が2000年に独ネットワーク社に残した名作アルバム。生楽器のみの伝統アンサンブルでキャラヴァンサライを描き出している。シルクロードをラクダをつれて旅する商人が、我が身とラクダを休める、かつてトルコに存在した宿場。そこに隊商が到着し数日過ごしながらバザールで結婚式や野営、祈祷師などと遭遇し、ついにはまた旅立つ姿を描く。ブルハンのパーカッション・ソロやカーヌーンによるハープのような演奏が絶品。 (メーカーインフォより)
1. 隊商
2. 市場で
3. 絨毯を織る娘
4. ステップ地帯の結婚式
5. 花嫁の踊り(演奏:エクレム・バーイ)
6. 2人きり(演奏:アッティン・コスクネル)
7. 野営の火
8. 媚薬
9. あぁ寵愛よ
10. ダルブッカの狼煙 (演奏:ブルハン・オチャル)
11. オリエント急行