1950~60年代にキューバはもちろん、ラテン諸国やヨーロッパでも大もてだったキューバの伝説的なピアノ弾き語り歌手ボラ・デ・ニエベ。その独特でウニコ(唯一)なピアノ弾き語りによって国境を越え、音楽というジャンルさえ越え愛された希有な存在です。録音もキューバ、メキシコ、スペイン、U.S.A.、多分その他のラテン諸国で多岐のレーベルで行われ、かなりの数になると思われます。
本作は、メキシコのオルフェオンからリリースされた『エコス・アフロクバーノス』(LP-12-138)の全12曲に3曲を加えたリイシュー盤です。『エコス・アフロクバーノス』は、チコ・オファリル指揮のオーケストラが伴奏し、そのうち3曲でヒラルド・ロドリーゲスのバタ・アンサンブルが共演、3曲はピアノ弾き語りです。レパートリーは「アケージョス・オホス・ベルデス」「エル・マニセーロ」、サンバのリズムを取り入れたブラジルのアリ・バホーゾのナンバー他。『エコス・アフロクバーノス』収録曲以外の3曲は1曲目「シ・メ・プディエラス・ケレール」がピアノ弾き語り、3曲目の「エン・ノソートロス」がストリングス入りのオーケストラによる伴奏が入り、7曲目の「アイ・アモール」が弾き語りとなっています。オーケストラによる伴奏や、ピアノ弾き語りと、バランス良く楽しめる内容です。(サプライヤーインフォより)
01. Si Me Pudieras Querer (Bolero)
02. Aquellos Ojos Verdes (Bolero)
03. En Nosotros (Bolero)
04. No Siento (Canción)
05. El Manisero (Pregón)
06. No Dejes Que Te Olvide (Bolero)
07. Ay Amor (Bolero)
08. Os Quindindis Yaya (Samba Pregón)
09. Mamá Ines (Tango Congo)
10. Dibule Oñi (Nana Lucumi)
11. Monasterio Santa Clara (Canción)
12. Babalú (Rito Afro Para El Amor)
13. Cuando Te Encuentre (Canción)
14. Quirino Con Su Tre (Rumba)
15. Drume Negrita (Nana Afro)