1908年生まれの往年のキューバ名歌手ビンビことマキシミリアーノ・サンチェスが、ヴォーカル/マラカスのペドロ・フィリウ、ギター/トレスのルイス・ボッシュと1935年にサンティアゴ・デ・クーバで結成したトリオ。マタモロスに次ぐ存在として登場しましたが、こちらが得意としたのがグアラーチャのレパートリー。グアラーチャやソンのナンバーを、張りのある歌声と歯切れのよい演奏で聴かせてくれています。
本アルバムは、『El Tira Y Jala』(A.S.A. ALP-029)の全曲と、多分同時期のもう1枚分を合わせてのリイシューとなります。多分1960年代初めの時期の録音と思われます。この頃になると、エレキギターやサックスなども使い、もともと持っていたカリブ性がさらに進んで、ハイチなどの音楽との親和性まで聞かせてくれています。といっての意識的にやったのではなく、自然とそうゆうパン・カリブな感覚が出てしまっているのがわかる、自然体の音なのがいいですね。(サプライヤーインフォより)
1. Carmelina
2. La Casita Blanca
3. Barcachán
4. Oh, Lola
5. Igual Que Ayer
6. Yo Vivo Del “Home Relief”
7. Capricho De Amor
8. El Tira Y Jala
9. Sin Ti
10. La Enredadera
11. El Jorobao
12. Me Voy Pa’ “El Vietnam”
13. Santa Marta
14. Eche Caña
15. La Botánica De Don Ruperto
16. Camina Y Ven
17. Comprando
18. Te Quiero Igual Que Ayer
19. Juegos Naturales
20. Los Tres Muertos
21. Eso Es Todo