1911年ハバナ生まれのピアニストで、有名なレクオナ・キューバン・ボーイズの実質的リーダーとしても知られるアルマンド・オレフィチェ。ヨーロッパ、U.S.A.などへのキューバ音楽の波及に大きく貢献したオレフィチェが、レクオーナ・キューバン・ボーイズでの成功の後に、再び組んだ楽団がこのハバナ・キューバン・ボーイズです。オレフィチェは、この楽団でも名作と言われるアルバムを多く発表しましたが、キューバのパナルト・レーベルに1960年~1961年に残した4枚は、代表作として特に有名です。
このアルバムは、その中の1枚『SU PIANO Y SU RITMO(ス・ピアノ・イ・ス・リトゥモ)』(Panart LD-3082)のストレート・リイシューCD-Rです。
このアルバムでは、全編、彼のピアノとベース、コンガ、ボンゴ、ティンバレス、マラカスなどのリズム楽器だけで、ラウンジ風に聞かせてくれます。自身の曲の他、レクオーナ、モイセス・シモーン、ボラ・デ・ニエベ、エリセオ・グレネー、レネ・トゥーゼといった人たちの有名曲を取り上げています。ジャズ的に走るのではなく、あくまでキューバ音楽としてのピアノ演奏に徹しているのが、流石大御所です。ルベン・ゴンサーレスのワールド・サーキット盤などが好きな方はマストです。
CD-Rですが、音質も上々です。(サプライヤーインフォより)
1. Priquitin Pin Pon
2. Bolero Arabe
3. La Comparsa
4. No Te Importe Saber
5. Noche Azul
6. La Conga Se Va
7. Sibone
8. Si Me Pudieras Querer
9. París Cheri
10. Granada
11. Amel Maarouf
12. Comparsa De Los Congos