十代で渡印し、マイハール流派の巨匠パンディット・モノジ・シャンカール に師事した日本人若手シタール奏者石濱匡雄と、850年の長い歴史をもつタブラの家系ファルカーバード派第34代、アリフ・カーンとのデュオ2009年 作。マイハール派らしい器楽的な旋律を巧みに操る11分のアーラープが実に爽快。昼間部からドゥルット(後半の速い部分)への流れ込みもパワフルです。最 後のドゥン(民謡)まで実にすがすがしく聴き通せます。最近の日本人演奏家のレベルアップ著しいですね。10年3月に再来日したアリフ・カーンから直接仕 入れたインド盤CDです。