パデリス・キラマリオス、2016年ソロCDデビューの自作自演歌手でありながら、歴史家で詩人で文学者でもあるというマルチな男(2014年に最初の著作もあるそうです)、新作です。
この2021年の新作(4作目)、>前々作も BOOK 仕様でしたが、曲ごとに見開きのイラストレイター&フォトグラファー共作となるイメージが展開されるBOOK仕様になっていて、視覚と聴覚で、パデリス・キラマリオスの音楽が楽しめるCDを意図したとのこと。
すべての曲をパデリスが作詞作曲していますが、ゲストには、ニコス・ストラキスやヨルゴス・ゼルバキス&フリストス・ニニオス、エリザベト・カラゾリ、ポリクセニ・カラコグル、バイオス・プラパス等、2010年代にデビューした新味のあるシンガーやミュージシャン達を招いて、男臭い曲から女声の涼やかさを聞かせる曲など、起伏に富んだ内容で、トラッドな風合いを聞かせつつも、一味違うキャラの立ったギリシャ音楽世界を繰り広げてくれる1枚となっています。
1 ΠΗΓΗ with Níkos Stratákis
2 ΔΙΑΛΕΓΩ ΠΛΕΥΡΑ with Pantelís Kyramargiós
3 ΛΥΚΟΙ with Giórgos Nikifórou Zervákis & Chrístos Niniós
4 ΜΙΑ ΝΥΧΤΑ ΣΑΝ ΚΙ ΑΥΤΗ with Váios Prápas
5 ΤΗΣ ΓΗΣ ΤΟ ΜΥΣΤΙΚΟ with Pantelís Kyramargiós
6 ΒΙΑΣΤΙΚΑ ΦΙΛΙΑ with Elisávet Karatzóli
7 ΑΛΙΣΑΧΝΗ with Pantelís Kyramargiós
8 ΧΥΜΑ ΣΤΟ ΚΥΜΑ with Pantelís Kyramargiós
9 ΑΓΡΑΦΕΣ ΣΕΛΙΔΕΣ with Polyxéni Karákoglou
10 ΑΝΩ ΘΡΩΣΚΩ with Pantelís Kyramargiós