アナスタシア・ムツァッツゥ、ペロポネソス半島の南端、ベラディニア生まれピレウスで育ち、1982年ピアノバーで歌い始めた女性歌手、初めはレベーティカを歌っていたそうですが、その澄んだ歌声からニシオーティカ(島唄、彼女の場合はキクラデス諸島の島唄)やエデフノ(いわゆるアート・ソング)、そして、もちろんライカを歌うことに…。デビュー作は1992年、こちらは94年のセカンド・アルバム。最新作は2021年〜通算9作において、幅広いレパートリーを披露してきましたが、この初期作は、伝統風味も備えたアート・ソング風とでも言えるでしょうか。アコースティックな伴奏の中、透明清澄でありながら、どこかホッコリとした優しい歌い口が印象に残ります。
1 Μυστικά Σημάδια
2 Ποιος Καϋμός
3 Σου Παραδόθηκα Μεμιάς
4 Όλα Τα Δύσκολα
5 Αγάπη Που Δε Ρώτησα
6 Όλα Θαμπώσανε
7 Βρε Χαθήκαμαν
8 Το Λιμάνι
9 Έρημη Πόλη
10 Όταν Τραγουδάς Ψυχή Μου
11 Ευχή
12 Γυναίκα Μια Αν Αγάπησες