チュニジアの BARGOU 08 に加えて、
モロッコ / アルジェリア勢参加の
(人気急上昇ソフィアン・サイディも
3曲で歌っています!)
汎マグレブ・ユニット〜解禁です!
>★
>https://bunboni.livedoor.blog/2018-06-29〜こちらでも絶賛!無断リンク陳謝&感謝!
近未来のマグレブ音楽を夢見させてくれる刺激的なアルバムが登場!
ワールド・ミュージック黎明期より常に刺激的な音楽の発信源となってきたのが、地中海沿岸の北アフリカ側に位置するマグレブと呼ばれる地域。そのマグレブから2010年代でもっとも刺激的なミュージック・クリエイターが登場。それがこのアマール 808(AMMAR 808)です。
アマール 808は以前“バルグー08”というチュニジア北西部の音楽タルグ(Targ)を紹介するユニットのメンバーだったシンセ奏者ソフィアン・ベン・ユーセフが中心となった音楽プロジェクトのこと。名前の後ろについている「808」とは、日本の楽器メーカー、Rolandが作ったリズム・マシーンの名器TR-808(通称:ヤオヤ)から取られたもので、同器が作り出すエレクトロニックな重低音と、マグレブ地域全体に息づく伝統音楽とを融合させ、近未来を感じさせるエスニック・ミュージックを創造することを目的としています。
そしてここに参加している音楽家も、パン=マグレブな顔ぶれが揃っています。モロッコからはグナーワ音楽家メハディ・ナスリが参加し、その熱いヴォーカルと共に、歪んだ音色のゲンブリ(グナ—ワを象徴する低音弦楽器)でトランシーなサウンドを演出します。またパリ在住のアルジェリア人歌手ソフィアン・サイディが参加したトラックでは、男性的な魅力溢れるヴォーカル・スタイルで進化形ライを聴かせ、さらにチュニジア人男性歌手シェブ・ハッセン・テジもかなりアクの強い伝統的歌唱スタイルで、エレクトロニックなサウンドとの融合を目指しています。
一方楽器の方では先ほど紹介したディストーション・ゲンブリのほか、ガスバ(マグレブのフルート)、ゾクラ(トルコのズルナに似た管楽器)などの伝統楽器を取り入れ、マグレブ音楽らしさを前面に押し出した祝祭色豊かなサウンドを聴かせます。もちろん多様に枝分かれしたマグレブ音楽を十把一絡げに括ってしまうのは少々乱暴ですが、むしろアマール 808の音楽を通じて、以前と比べ繋がりが希薄になってしまった同地域の音楽的結束を強めようといった思いが、このアルバム・タイトル『マグレブ・ユナイテッド』には込められているのです。
「ディストーション、フィルター、サンプリングを置くとすぐに、TR-808はどんな形のサウンドも形成できる」とソフィアンがインタビューで語っているのですが、マグレブ音楽自体も同様に外部からの刺激によって様々な音楽スタイルに形を変えて発展してきました。そんなマブレブ音楽が持つ柔軟性をこのアルバムは証明しています。
ワールド・ミュージックに未来を期待するならば、絶対に聴いてほしい1枚。この夏の最強のワールド・ミュージックです! (サプライヤーインフォより)
1. Degdega
2. Sidi kommi
3. Ain essouda
4. El bidha wessamra
5. Layli
6. Alech taadini
7. Ichki lel bey
8. Kahl el inin
9. Boganga & sandia
10. Zine ezzine