AMEPHONE / RETROSPECTIVE – RE ISSUE

1990年代初めよりCDを制作、一貫して非欧米圏の民俗音楽/伝統音楽/大衆音楽の学習・模倣、及び、現地レコーディング質感にこだわり、独自なセンスで音響作品群をリリースして来たアメフォンの98年リリースの問題作?『レトロスペクティヴ』が再発されました(というのも、近年の”辺境音楽ブーム”とか音響派の人気に応えて、ということらしいんですが)!というわけで、10年早すぎた男、アメフォンのこの作~とりあえずベースになっている音楽(or音 orムード)を列挙するならば…..~パリの不思議な老人との会話/モロッコのグナワ/エリック・ロメール風バカンスを連想させる環境音/弦三小曲にピッチ変調をかけたピアノ/ベルカント女声が絡むヴァイオリン・アンサンブルによるマルチニックのクァドリール/ メキシコのボレーロ・ランチェーラ / オーソン・ウェルズのノワール / ウッドベースとクラップとスクラッチ・ノイズ / エチオ・ジャズ /雨降る井の頭公園のゴスペル / 東欧ダブ / サウンド・コラージュからアフリカン・セクション / オーネット・コールマン風ロフト・ジャズ / ブラバン~ドーです、そーとーなものでしょ!?そんな音と音楽の数々を70年代のいリー・ペリーよろしく8トラック・カセットでダビングを繰り返すことで、独特な音像 / イメージを紡いでいるわけです。でもってボーナスCDRも付いてます!で、このアメフォン、今はレゲエやってます。こちらも楽しみですねえ…。

>アメフォンUP / YOUTUBE映像!!

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