アマール・エザヒ、1941年生まれ、カスバ育ちのカビール人マンドーラ奏者にしてシャアビの歌い手、生涯2枚だけのアルバムを残しています。その2枚目が本盤で1976年にリリース。1枚目は1968年にリリースされました。
コンサート・ホールへの出演は稀であり、特に 1980年以降は、一切のコンサートへの出演を拒否したそうです。が、時に、街頭やカフェ、あるいは、家族や友人の集まりで歌ったとされています。メディアとの関わりを長年に渡り拒否、そして、自らの著作権も放棄したそうです。が、2016年に亡くなった後も、伝説的なシャアビの歌い手として、現在も語り継がれているようです。
リンクでお聴きいただける通り、もう、世捨て人のようなマンドーラ弾き語りを、実にシブイ随奏とともに聞かせてくれます。ウアムリアさん感謝!