1933年キューバ東部グアンタナモ出身、幼少の頃からラジオで歌い活躍、革命前後はハバナのキャバレーの華やかなステージで活躍したボレロ歌手ベルタ・ドゥプイの50年代後半のもとの思われるLPアルバム “TODA UNA VIDA “〜クバネイからリリースされていた作の復刻盤(曲順が変わっていますが、以前のUNIKO盤よりも音質は良し)。バックはアドルフォ・グスマンとエルネスト・ドゥアルテのオーケストラが担当、ストリングスが加わったり、ジャジーな雰囲気など交えたゴージャスなサウンドに、何曲かでアコーディオン(エディ・ガイタン?)を入れて効果的。シャンソン名曲「枯葉」のスペイン語カヴァーを含むボレロを主体に、チャチャチャなども演じます。重くなりすぎない、伸びやかな歌唱が魅力ですが、この後、1960年代の早い時期に北米移住後は録音もなく、忘れ去られた存在となりました。
1. TODA UNA VIDA
2. YA VEZ,ASI YO PIENSO
3. MIEDO DE TI
4. SIEMPRE QUE TE MIRO
5. HOJAS MUERTAS
6. TU ME HACES VIVIR
7. ES POR TU BIEN
8. CUANDO NO SE DE TI
9. Y TENGO MIEDO
10. SIEMPRE HE DE AMARTE
11. QUIEN ES USTED