古い機材と宅録によって生み出されたローファイな音響、美しい歌詞、ブラジル/ラテンを基調にした繊細な演奏… 幻想的な音が、どこか心に響く不思議な魅力を漂わせる話題のグループ!70年代のメキシカンGSサウンド(グルペーロ)やジャズ・ボサのレトロなスタイルを音とファッションの両方の観点でデフォルメして再現させた鋭いセンス~その裏に隠された、移民第2世代(LA育ちのメキシコ系2人とコロンビア系による3人組)の体験に基づく政治的な思索。2010年にアナログ盤を発売すると、すぐにLA TIMES、LA RECORD などが記事を組み、あのWAXPOETICS もインタビューに飛んでくるなど大きな反響が続き、遂にCD化!既存のチカーノ音楽の枠からも逸脱する、ロサンゼルスの今の「音」が詰まった一枚です。