ハイ-ファイ・タイ・カントリー待望のセカンド・アルバム!>ファースト(2011)を凌ぐ充実ぶりですよ!
ところでこのハイ-ファイ・タイ・カントリーなるユニット、いわゆるメインストリームの業界系レーベルではなしに、妙齢の美人女性(タイCDサプライヤーさん報告によればですけど)の経営になるインディー・レーベル “バイチャソング”、プロデューサーと目される鍵盤奏者、バン・スワンノーチンを中心に、バイチャ専属、もしくはその周辺の若手ミュージシャン達によるセッション・グループということに。ホーンズ、オルガン&パーカッション、アコーディオン、ヴァイオリン2、タイ・フルート、そしてギター2+ベースに加え、達者なリード男女歌手という総勢15名で、前作と、どのくらいメンバーが変わっているのかは、タイ語解読不能にてよくわかりませんが(ただし前作では曲ごとに変わっていたヴォーカルは、前作にも参加の男声タムラット・ケーウマン&女声アンスラーン・ウットチャンが中心の模様)、60〜70年代スタイルのルークトゥン / ルーククルン/ モーラムPOPを、オリジナル曲で演奏〜ゆったりor まったりorアッパーに、そしてフォーキーに楽しませてくれるところ、基本的には前作と変わってません。その音作り&アレンジ、歌声のマニアックかつノスタルジックなスタイリッシュぶりに相変わらず唸らされるわけですが、しかし、往年のタイ歌謡に深く傾倒しながらも、なんというか、大袈裟に言えば、ペンギン・カフェがタイ歌謡やっているような、そんな後味も微かに残るわけで、その辺は、ま、大なり小なり ポスト・モダンっぽくもあるかと…?で、そーゆー微妙な話はともかく、前作参加時にはまだ15歳だったという歯科矯正グラマーガール、アンスラーン・ウットチャン、とりわけイイ味出してますね(4歳から歌い出し?現在ハタチになるかと、ソロ希望!)。
>こちらで4曲試聴可(特に> ดั้งเดิม Be original 必聴です)!
▽録音風景