あの有名なマンボ王ペレス・プラードの弟、パンタレオン・ペレス・プラードが1957年にフィリップスに残したアルバム収録10 曲に後年録音９曲をプレスしてのリイシューCD-Rです。弟のパンタレオンも、兄同様トリッキーなサウンドによるマンボを得意としていましたが、兄よりもよりエキサイティングでダンスをより強く意識したサウンドが特徴。このアルバムも最初から最後までマンボのリズムで満ち溢れている、といった感じです。「オブセシオン」や「ペルフィディア」「ラ・ウルティマ・ノーチェ」などのボレロ系の曲もマンボで演奏しきっています。面白いのは、兄（ダマソ・ペレス・プラード）作曲の曲や彼のレパートリーの曲も積極的に取り上げているのですが、兄との違いもしっかり表現しています。
とにかくエキサイティング。現代のキューバ音楽ファンは、こちらのペレス・プラードの方が好みなのでは？
なお、本作はCD-Rによるリイシューで、アナログ起こしによる若干のノイズが入りますが、リスニングに支障をきたす程ではありません。あらかじめご了承ください。
（サプライヤーインフォより）

1. MUCHACHITA
2. MI CHA CHA CHA
3. TUMBAE
4. ELSY EL MAMBO
5. MAMBO MALAGUENO
6. MANENGUE
7. SWING Y MAMBO
8. NICOLASA
9. MAMBO DEL ESTUDIANTE
10. OBSECION
11. FRANQUEZA
12. NOCTURNANDO
13. CEREZO ROSA
14. BAMBATUNGA
15. ROSINA
16. ME LO DIJO ADELA
17. PERFIDIA
18. LA ULTIMA NOCHE
19. ESCANDALO NO. 1