ギター&ウード奏者のジル・フィンジ率いる8人組 フィンジ・モザイク・アンサンブル のセカンド・アルバム(そのモザイクというのはメンバーのルーツや音楽性のモザイクを意味するんでしょう)。一聴して、トニー・ガトリフ監督に見いだされたというカタロニア出身の紅一点、ヌイラ・ロビラ・サラートの爽やかかつ艶やかな歌声が何と言っても魅力的です。が、バルカン〜トルコ〜イベリア〜マグレブ、文字通り汎地中海的モザイク状のインスト・アンサンブルあってこその歌声、ということにも頷かざるをえない達者なミクスチュアーぶりも勿論聞きもの(完全人力)!
試聴ページです▷http://www.lamastrock.com/finzi-mosaique-ensemble/