SANTROFI / MAKING MOVES
日本中のアフリカ音楽ファンを熱狂させたガーナのハイライフ・バンドが、さらに進化を遂げた!
『サントロフィ ジャパン・ツアー2024』(主催:MIN-ON、後援:駐日ガーナ共和国大使館)と銘打ち、国内13ホールを回るツアーを行って大成功を収めたガーナ出身の若手ハイライフ・バンド《サントロフィ》。その彼らが待望の新作を発表してくれました。
8人編成の大所帯グループであるサントロフィは、ガーナの首都アクラを拠点に西アフリカ音楽の大きな屋台骨にひとつであるハイライフや、そこから発展したアフロビートをさらに現代化させたグルーヴィーなサウンドが魅力。70年代のオールド・スタイルのギター・ハイライフから、ポリリズミックなビートが錯綜するハイライフ・ファンク、さらにいまや世界レヴェルで演奏されるようになったアフロビートまで、実に多彩なスタイルをバンドのレパートリに取り入れてきました。さらにその高い演奏力と、ショーマンシップ溢れるステージングは、聴く者/見る者全てを魅了してくれます。そのことは、全公演をソールド・アウトにしたジャパン・ツアーをご覧になられた方であれば納得されるはずです。
4年前のデビュー作『アレイワ』(ライス OHR-3163)、そしてアナログ限定のライヴ盤『ディープ・イントゥ・ハイライフ』(サンビーニャ・インポート OHSI-4032)に続く作品として発表した2025年最新作がこれ。「人生は決して楽ではない、だから進み続けよう」という言葉で始まる本作では、彼らのルーツを祝いつつ、ハイライフの未来への一歩を踏み出す内容となりました。収録されているのは、ガーナの子供の遊びをハイライフ・ファンクに仕立てた①、アフロビート・シーンの新星として知られるKofi JamarとArathejayとのコラボを収めた②、アクラの街から生まれたもう一つの真実をノスタルジックに描いた⑦など、前作以上に多岐にわたる音楽性をここで披露しています。そして共同プロデュースおよびミックスを担当しているのは、これまでに4度のグラミーを受賞し、REM/ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/オーケストラ・バオバブ/クロノス・クァルテットなどのアルバム制作に深く携わったことで知られるジェリー・ボーイズ。そんな大御所からサウンド面の強力なバックアップを得て本作は見事完成しました。
2024年夏に2000人規模のライヴを13回も行うなど、日本での知名度は現在のアフリカ音楽シーンの中ではピカイチの彼ら。その新作だけに大きな注目が集まることは間違いなし。是非とも大きくご紹介ください!!
〜メーカーインフォより
●日本語解説/帯付き
1 Amina
2 Making moves ft. AratheJay, Kofi Jamar
3 Su nkwa
4 Domebi
5 Gyae me how
6 San su
7 No money, no honey
8 Woara wosempa