★アル・アンダルース・プロジェクト/伝統アラブ・アンダルース音楽を歌う
アラブ・アンダルース音楽黄金時代をリヴァイヴァルする人気グループがモロッコ出身のイマン・カンドゥッシに焦点を当てた新作を発表!
2000年代中盤よりドイツを拠点に活動を行っているアラブ・アンダルース音楽のグループが「アル・アンダルース・プロジェクト」です。彼らは2005年に結成され、2006年から2013年にかけて4枚のスタジオ・アルバムと1枚のライヴ・アルバムを制作・リリースしました。日本ではビーンズ・レコードからいくつかのタイトルが国内配給され、多くのファンに親しまれてきました。また、アルバムを引っさげてヨーロッパ各地で数多くのコンサートやフェスティヴァルに出演し、大きな人気を博しました。そんな彼らが、2013年の『サラーム』以来、11年ぶりとなる新作を発表しました。
アル・アンダルース・プロジェクトの目指すところは、中世イベリア半島でイスラーム、ユダヤ教、キリスト教の信仰を持つ人々が共存し、信仰の枠を超えて哲学や科学、芸術が大いに花開いた「アンダルース時代」を現代に蘇らせることです。多くの学者は、コルドバのウマイヤ朝カリフ時代が音楽と文化の最盛期だったと主張しています。しかし、詩は文字で伝えられる一方、音楽は口伝が中心で、楽譜に記録されたのは20世紀に入ってからでした。そのように記録の乏しい音楽を、さまざまな手掛かりをもとに再構築し、かつての黄金時代のサウンドを現代化したのが、アル・アンダルース・プロジェクトの基本スタイルです。
本作では、グループに所属する3人のメイン・ヴォーカリスト(ジグリッド・ハウゼン、マラ・アランダ、イマン・カンドゥッシ)のうち、モロッコ・テトゥアン出身のイマン・カンドゥッシに焦点を当てたもので、ソースはこれまでグループがリリースしてきた4作品からのピックアップしたものとなります。イマンはモロッコの伝統文化と知的・芸術的な背景を持つ家系に生まれ、幼少期からウム・クルスームやアスマハーンといったアラブ歌謡の伝説的女性歌手の楽曲を習得。その後、アラブ・アンダルース音楽の多彩なレパートリを学びました。彼女はイスラーム、ユダヤ教、キリスト教の伝統を熟知し、アラビア語、ガリシア・ポルトガル語、オック語、トルコ語、ラディノ語など、多言語での歌唱も可能です。
演奏はウード、ラバーブ、カーヌーン、サズ、ハーディ・ガーディ、各種アラビック・パーカッションなどによるアクースティック・アンサンブル。アルバムには、モロッコを含むマグレブやオクシタニア発祥と思われる古い楽曲も収録されており、卓越した歌声と演奏によってミステリアスな雰囲気を楽しむことができます。この作品は、アラブ系音楽ファンであれば絶対に聞き逃せない一枚と言えるでしょう。(メーカーインフォより)
●日本語解説/帯付き
1. Segunda Twichia Nuba Garibat El Hussein – Insiraf Btahyi Garibat El Hussein
2. Chamsse Lachia (nuba kudam al-maya)
3. Des oge mais quer´ eu trobar – Yo me levantaria – Insiraf Btahyi Garibat El Hussein
4. Nawba Raml Maya, Ritmo Btayhi (Arabo-Andalus)
5. Arracha Lfatan (nuba garnati)
6. Mina Nawa (Maalouf Tunecino)
7. Intro Instrumental Samai Higaz
8. Afdihi Dabian Ibtassam (Moaxaja rabe, Maqam Hijaz Kar)
9. Amors mard / Arafto Lhawa Mod Arafto Hawak (Trovador annimo / Rabiaa Al Adawia)
10. Hijaz
11. Segunda Twichia Istihlal – Insiraf Btayhi Istihlal: Gaybatuk
12. Al-Garnati – El Bulbul
13. Quen a omagen da Virgen
14. Un castel / Improvisation Iman (Tradicional Occitan)
15. Dezilde a mi amor
16. Amoulati (Tradicional de Tetun)