LA NINA DE LOS PEINES Y PEPE PINTO / EL CANTE GRANCE DE , VOL.1 & 2

フラメンコの黄金時代、カンテ・ホンドの女王として名高いラ・ニーニャ・デ・ロス・ペイネスと彼女の最愛の夫ペペ・ピントの2枚組アルバム。ペイネスの方は1930年代から1940年代までの録音から、一方のペペ・ピントは1940年代から1950年代までの録音からベストを選曲。当然ですが、ふたりのデュエットも聴けます。ラ・ニーニャ・デ・ロス・ペイネスはフラメンコのカンテの歴史に燦然と輝く星、永遠に讃えられる大歌手です。妻となる13歳年上の天才ラ・ニーニャ・デ・ロス・ペイネスに見いだされるまで、ペペ・ピントはセミ・プロとして歌っていましたが、彼女と出会い1927年に初めて録音をしました。歌手としては妻ほどの名声は得られませんでしたが、その歌唱力はなかなかのものです。ギターはメルチョール・デ・マルチェーナ、アントニオ・モレーノ、ニーニョ・リカルド。余談ですが、年下の夫が66歳でこの世を去ったわずか20日後に妻の亡くなりました。ラ・ニーニャ・デ・ロス・ペイネスはペペ・ピンと最後まで深く愛していたのでしょう。

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