入荷が遅くなってしまいましたが、
>こちらで紹介されていたアルバムですね(無断リンク陳謝&感謝)〜なるほど!フェイクがない、エキゾティシズムに頼らない、そこのところに納得しての入荷となります。>こちらでデビューしたベルギーのエチオ・ジャズはじめアフロビートや系ユニットですね。
はじめはアフロかつサイケなインストなのかな?と思ったんですが、飄々としたサックスとピコピコとしたオルガンがヨナ抜き音階のアドリブを交換し始めると、確かにコレはエチオ・ジャズだな、と思った次第。
で、その冒頭曲もしかりですが、とにかく、時に重く、時にファンクで、時には軽く撓うだけのベース音にしても、ドラムス&打楽器が曲ごとに打ち出す変拍子系リズムの多彩さにしても、キーボード&シンセ、あるいはオルガン&クラヴィネットという二人の鍵盤が交わす浮遊感ある和音や旋律にしても、そしてサックス、ネイに加えカヴァル&フルート奏者&コルネット奏者という二人の吹奏が生み出す、時にオリエンタル、時にアフロでフリーキーなフレイズにしても、すべてが流動的に変化しながら、パターンというものから逸脱していくような曲が並んで、眩暈みたいなものを感じつつ聴き終わりました。
でも、イントロやリフレイン・パートはともかくとして、このスリリングな演奏をもう一度、繰り返すことができるのか?なんて、考えている自分に気づいたのですが…アッ、そうか、これはジャズなんだなあ、と、今更長ながらに改めて気づいた次第。
で、メンバーには元シンク・オブ・ワンのトランペット、あるいはギタリストは、キャレクシコ、マーク・リボーとの共演者ということで、さもありなん、と、納得した次第(by ちんねん情報)。
1.Magma 06:33
2.O Fogo 04:46
3.The Light 06:24
4.Half Liquid 03:48
5.Deep Dive Down 07:27
6.feat. Meskerem Mees – Morning In The Jungle 05:11
7.The Forge 06:05
8.Blue Speck 05:00
Five-piece hybrid jazz outfit Black Flower are set to release new album ‘Magma’ on the 28th January via the groove-obsessed Belgian label, Sdban Ultra.
Piloted by Brussels-based saxophonist/flutist/composer Nathan Daems (Echoes of Zoo, Dijf Sanders), the quintet is a vibrant, hypnotic mix of Ethio jazz, afrobeat, psychedelia and oriental influences, inspired by Mulatu Astatke, Fela Kuti and varied western musical traditions…
(リリースインフォより)