地中海コルシカ島のポリフォニー&モノフォニー・ヴォーカル&インスト・バンド新作、これが、地味ながら、なかなかイイじゃないですか。東西南北文化の美意識&哀愁のあり方が交差する地中海ならではのヴォーカルの妙に加えて、自由な展開のバッキングが実にイイ感じ、練れてますねえ…。
05年に結成されて以来(それ以前からアマチュアとして活動していたようですが)、北アフリカ、イタリア、ギリシャ、ポルトガル等の音楽的なフォーマットを組み合わせ、溶かし合わせながら、コルシカを軸にした汎地中海〜もしくは海洋性音楽(?)の自由な展開を地道に試みて来たようです。
本作は既に5作目のアルバムということですが、セネガル&モロッコ混血のドラマー&パーカッショニスト、モフタル・サンバとジンバブウェのギタリスト、ルイス・ムランガ !! をゲストに招き、コルシカ在の若手ギタリスト、ファヌ・トラシダ(ギリシャ系?)を新たなメンバーとして加え生み出された作です。
いつだって、青い海に太陽がいっぱい、というわけでもないだろう地中海、コルシカの少しばかり鄙びた風情も感じさせながら、どこか乾いたブルージーなヴォーカルも、面白いですねえ…。
05年に結成されて以来(それ以前からアマチュアとして活動していたようですが)、北アフリカ、イタリア、ギリシャ、ポルトガル等の音楽的なフォーマットを組み合わせ、溶かし合わせながら、コルシカを軸にした汎地中海〜もしくは海洋性音楽(?)の自由な展開を地道に試みて来たようです。
本作は既に5作目のアルバムということですが、セネガル&モロッコ混血のドラマー&パーカッショニスト、モフタル・サンバとジンバブウェのギタリスト、ルイス・ムランガ !! をゲストに招き、コルシカ在の若手ギタリスト、ファヌ・トラシダ(ギリシャ系?)を新たなメンバーとして加え生み出された作です。
いつだって、青い海に太陽がいっぱい、というわけでもないだろう地中海、コルシカの少しばかり鄙びた風情も感じさせながら、どこか乾いたブルージーなヴォーカルも、面白いですねえ…。
以下、サプライヤーインフォより〜
地中海に浮かぶフランス領コルシカ島のアンサンブル、ラルバの2021年作。ヴォーカル、ギター、ベース、クラリネット、ハルモニウム、サズに、マンドリンやパーカッションなども用いたアンサンブルで、本作の9曲目なんかに顕著なように、島のアカペラ・ポリフォニー・コーラスの伝統を受け継ぎつつ、デザート・ブルースやスーフィ、ギリシャ哀歌、ライなど地中海の東西南北にまたがる汎地中海的サウンドを創り出しています。潮の香りとオトコ臭さが漂う、現代地中海トラッド・フォーク。隠しトラックあり。
1 Guarisce 4:43
2 Indiferenti 3:09
3 Sò diventatu 4:20
4 Di Punta à L’abbissu 4:34
5 Schjarì U To Chjassu 1:26
6 Ancu Sfarente 3:46
7 Felici Suspesi 4:24
8 U Tornaviaghju 3:13
9 Paghjella 1:20
10 A To Cullana 4:56
11 Stranieru Da L’Internu 7:00
12 Indiferenti (Ghost) 3:07
Harmonium, Vocals – Sebastien Lafarge
Vocals, Bass Guitar – Eric Ferrari
Vocals, Clarinet – François Guironnet
Vocals, Guitar – Ghjuvan Francescu Mattei, Nicolas Torracinta
Vocals, Violin – Laurent Barbolosi
Vocals, Bass Guitar – Eric Ferrari
Vocals, Clarinet – François Guironnet
Vocals, Guitar – Ghjuvan Francescu Mattei, Nicolas Torracinta
Vocals, Violin – Laurent Barbolosi