たぶん、10年ぐらい前に入荷したんじゃないかと思います（例によって、ストックに眠っていました。仕入れた時に聴いて、ピンと来なかったということは大いにありますが、アフリカ各地のＰＯＰのエレクトロニカ化が標準となってしまった今になって聴くと、かえって新鮮に聞こえたものですから、お値段お安めに、約10年ぶりの品出しとなりました…？）。なので、内容は００年代後半あたりの（たぶん）、タンザニアはダル・エス・サラームの若い世代によるＰＯＰオムニバスということになります。スワヒリ語 CDタイトルを訳せば “ムナンダまっしぐら”、ということで、その”ムナンダ”というのは、よくわからないのですが、ボンゴ・フィーヴァー等とともにダル・エス・サラームで当時流行していた、ジャマイカ系のラガマフィンあたりに影響されたリズムのことらしく、副題の “ディスコ・ヴンビ” というのも、ジャマイカ親派の現地音楽を指すと思われます。ま、でもこのCDを聴いてみると、当時のスワヒリ・ルンバやモダン・ターラブ、そしてボンゴ・フィーヴァーなどと、そう変わらないように聞こえるものの、でも、よりラフで未完成で若々しい感じ、でしょうか？あんまりジャマイカ、という感じはしないのですが…、

1 Q. CHILLA / ZAKA ZAKA
2 DOGO MFAUME / BABA MKWE
3 JORDAN / NISAMEHE
4 BANZA STONE / SALIMA
5 JAMA MPOGO / ASIDI
6 ZOZO / FULL KUDUNDIKA
7 J4 / NATAKA KUWAHUSIA
8 OMARI OMARI / MIOANGO YA MOLA
9 RASHID MTANGA
10 IGOSH NKWAVI / UMASKINI