★ミゲリート・バルデス 『アフロ・キューバンの魔術師 』
キューバ系オールドタイマー~最高の男性歌手/ブラジルで言えばシロ・モンテイロにも匹敵する、あるいはそれ以上の大歌手複刻盤です。中村とうようさん選曲解説で、これが最後の決定盤!でしょう。カシーノ・デ・プラージャ時代から、マチート、クガート楽団を経て自身の楽団を率いるまで~、まさにアフロ・キューバン最高の歌声の一つがここにあります。
アフロ・キューバン最高の歌い手の全盛期録音が廉価で復活!
2011年に亡くなられた音楽評論家中村とうようさんがライス・レコードに残した編集盤シリーズの中で、現在唯一カタログから外れていたのがこちらのアルバムでした。5月から武蔵野美術大学で開催される中村とうようコレクション展「ポピュラー音楽の世紀」に併せ、今回廉価で復活することになりました。
キューバが生んだ最高の男性歌手として愛されてきたミゲリート・バルデース(1914~1978)の全盛期録音がご要望の応え、遂に復活いたしました。
カシーノ・デ・ラ・プラージャ楽団の専属歌手として歌い始め、アメリカに渡ってクガートやマチートとも共演。さらに自身の楽団をバックにたくさんの録音を残してきたミゲリートは、正にアフロ・キューバンの最高の歌い手でした。
本作はその中でも彼の全盛期の歌声ばかりを収録した編集盤です。彼の代表曲「ババルー」をはじめ、お馴染み「南京豆うり」、「ブルーカ・マニグァー」(先に発売したブエナ・ビスタの未発表録音集の冒頭でイブライム・フェレールも歌っていました)などを、よく響く歌声と迫力ある歌声で聴く人を魅了。そして中村とうようさんの力のこもった解説でその魅力を探りながら、キューバ音楽の本質に迫ります。 (メーカーインフォより)
トラックリスト
1. 南京豆うり
2. ブルーカ・マニグァー
3. 臆病者の悲しみ
4. キャラメル売りが行く
5. ベレーンの丘へ
6. 砂糖きびを刈りながら
7. ルンバに惚れた
8. アナ・ボロコ・ティンデ
9. 泣けよティンバル
10. カリプソ・マン
11. 昏睡
12. 空ビン買い
13. 血は赤い
14. 海の波の思い出
15. オー・ミ・タンボー
16. ババルー
17. ルンバ・ラプソディ
18. エル・クァー・クァー
19. ユー、ソー・イッツ・ユー
20. 黒人娘レオノー
21. 幸せになろうよ
22. ネグロ
23. エルーベ・チャンゴー
24. チャノ・ポソ
25. 凍える寒さ
26. ラ・ルニデーラ
参考▽