ターラブというスタイルが伝統音楽保存というカラーを強く打ち出し大所帯化したため、より古くからあったとされる打楽器フィーチュアー型ザンジバル混血音楽だった“キドゥンバク”というスタイルが、小編成でより卑近なダンス音楽色を打ち出すこととなった、というようなことは本CDの紹介において『ポップ・アフリカ700』にも書かれていましたが、そんな現在形キドゥンバク・スタイルの典型といえるんでしょうか?来日もしてくれたザンジバルのの村田秀雄!?マカメ・マキ御大ももちろん参加し、ダンサブルでコール&リスポンスのノリのいい演奏&歌声を楽しませてくれる作となっています。