カメルーン出身、在ニューヨークの超絶ヴォーカリスト、ジノ・シトソンの2019年作。「エコー・チェンバー」は残響室のことであり、近年では意見が増幅される「エコー・チェンバー現象」の語もよく用いられるようになっていますが、本作での文脈は、チェロ、ヴィオラ、クラリネットのチェンバー・ミュージック系トリオがバックを担っているということになるのでしょう。個性的な即興スキャットを得意とするポルトガルの異色の女性ジャズ・ヴォーカリスト、マリア・ジョアンや、マリンバ奏者としてカメルーン音楽の大御所マヌ・ディバンゴらがゲストで参加。グアドループの太鼓歌グウォカで用いらるヴォイス・パーカッションをフィーチャーしたナンバーも。チェンバー・ミュージック系トリオなどと絡む、時にボディ・パーカッションなども駆使したジノ・シトソンの技巧の増幅ぶりを堪能ください。(サプライヤーインフォより)
1. Echoes
2. Echo Chamber
3. Aladin Memories
4. A Night In Molyko (feat. Maria João)
5. Upper East Side
6. Bilam
7. Neuta
8. Makalapati
9. Upward (feat. Manu Dibango)
10. Nou
11. Kreu Nen Tcham
12. Tambali
13. Vokalimba (feat. Sara Caswell & René Geoffroy)
14. Voka