2001年に移民ラテン・ミュージシャンと地元ミュージシャンで結成された、マルセイユ産クンビア・フュージョン・バンド、クンビア・チチャーラによる2018年のサード作。ブラス陣を擁してアフロビートのテイストで仕立てたナンバーを皮切りに、オルケスタ・リベルサイドやコルティーホも取り上げているキューバのカーニバル音楽コンガの名曲を俎上に乗せた4曲目、祝祭的なアフロ・ラテン・サウンドが弾ける伝承曲の6曲目他、グナワやダブ、チーチャ、セカンドラインやパチャンガ、あるいはバルカンのブラス音楽要素など吸収した、多彩な手の内を示してくれています。ラストは、2015年に亡くなったコロンビアのバジェナート/クンビア系を代表する音楽家のひとり、カリスト・オチョアのカヴァーで締め。マヌ・チャオはじめ、メスティサヘ系好きリスナーも要チェックです。(サプライヤーインフォより)