●ラテン・キューバ音楽を中心に、歌って踊る「NANA Cantarina」と、ラテン音楽をはじめ様々なジャンルで叩いて歌う「とくじろう」、そしてブラジルの7弦ギター Violao de 7 cordas を操る男「山田や~そ裕」の三人の有機的な絡みから生まれる、スピリチュアルなアーバン・ポップ・ユニット。それが、7SONORA(ナナ・ソノーラ)。
●ラテン音楽・ブラジル音楽の要素にポップス・ロック・ファンクなどの要素を加えたナナ・ソノーラのサウンドは、キューバのヘマ・イ・パベルやアバナ・アビエルトなどアーバン系シンガー・ソングライター(ヌエバ・トローバの1990年代以降のムーヴメント)の流れやブラジルのMPBの系譜に繋がるもので、この2つを音楽的背景に活動を続けるグループは日本では唯一無二の存在です。
●前作では、キューバのこの分野のオリジナイターの1人にして大御所のパベル・ウルキサ氏をプロデューサーに迎えスペインのカナリア諸島とマドリッドで製作されましたが、今作は、メンバー3人を中心に、豪華な日本人ミュージシャンをゲストに、日本人ならではのラテン音楽を追求し、じっくりと国内で製作されました。
●ラテン・ブラジルの要素はそのままに、前作で提示したサウンドをさらに深化させ、日本語歌詞の比重をより上げ、よりポップな印象のアルバムに仕上がっています。また、アレンジやサウンドの面では新たな挑戦に果敢に取り組んでいます。3曲目の曹洞宗(そうとうしゅう)の勤行(ごんぎょう)とキューバの民間宗教サンテリーア音楽の大胆な融合や5曲目のショーロ・サンバ的曲調、7曲目で聞かせる遊び心あるアレンジ等、今後の展開も期待したいと思わせてくれる楽曲が揃っています。(メーカー資料から)
曲目表:
1. La Ola Suave
2. Tu Risa
3. Rezo
4. うらら
5. A Cantar
6. Busca Lo Tuyo
7. ぼくのともだち
8. Riquitiki
9. あなたのいた風景