SEFIU ALAO ADEKUNLE / BUSY BODY

>こちらの近年作が人気を呼んでいるアベオクタのゴジラの息子、ミニラ(?)セフィウ・アラオ・アデクンレ若き日の(もともと童顔ですが、未だピアピカの童顔だった頃)、おそらく00年代半ばあたりの作でしょうか?で、何だか物凄いアルバムであることは確か…、近年当店入荷のヨルバ系ヴォイス&打楽器アルバムとしては、>こちらに匹敵する作かと思います(?)。たまにこういったワケのわからないCDに出遭えるところ、ナイジェリア音楽の面白さでもあるんですが…。
で、なんとご紹介したらいいものか、なかなか悩むところですが、一口に言うならば、”ほぼベース・ミュージック系ジャングルなみ? BPM160 以上の打楽器アンサンブルをバックに突っ走るヨルバ系パンク” とでも…。
なにしろコレがFUJIなのかどうかもよくわからないとうこともあります。通常のフジにはあまり聞けないような、前傾性急に過ぎて乱暴に過ぎるヨルバ・コンガ&トーキングドラムのアンサンブルにまず驚かされるし、そこに途中から加わる控えめなエレピやギターのカッティングは何となくJAZZファンク・マナー(!?)だったりして、なかなか得難いものがあるわけです。が、音圧が高すぎるというか(コリントン以外の、古いフジの復刻CD、もしくは海賊盤フジのCDの多くに指摘できる傾向ですが)、メーター振り切っているというか、ハウリングぎりぎりのところで展開される暴力的な音質が、また、他国の録音ではありえない、ワイルドな味わいを醸し出しているわけですね(って、欠点とみるか長所とみるか、難しい問題ですが…)!

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