ROMULO FRÓES / O DISCO DAS HORAS

制作開始のきっかけは2004年1stアルバム「Calado」以来のパートナー・シップとなる造形作家兼詩人のヌーノ・ハモスがローマの空港からブラジルに戻る際、したためた詩作を電子メールしてきたことに因ります。そこには”Primeira Hora”、”Segunda Hora”、と1時間目、2時間目と題された愛やポリティカルな事象を題材にした詩作があり、これにホムロがバリトン・ヴォイスで節と楽曲をつけ、プロデューサーでもあるチアゴ・フランサのフリー・ジャズ的アレンジ術が加わったものが最終的には13曲。不穏な情勢を物語る不協和音やオブスキュアなメロディにはじまり、ジュリアナ・ペルヂガォン(cl)がデュエットの相手を務めるm-2、ホドリゴ・カンポス(g)、マルセロ・カブラル(b)ら盟友10人のアンサンブルでグルーポ・フーモを彷彿とさせるm-3、一転vo, g & b だけのアコースティックなm-4、クアルタベーなどで活躍するcl奏者のマリア・ベラルド・バストスが妖しげなミニマム・サンバの中を縫ってキュートな唄声を聴かせるm-5、ポスト・パンク的なm-7、世界の情勢を鑑みるかのように国名を連ねるm-8、ホムロの敬愛する哀しみのサンバ成分がもっとも顕著に旋律に現れたm-10、と時間軸の経過とともに彩りを増し、内容も徐々に膨らんでいきます。最終曲m-13のみヌーノと同じく造形作家兼S.S.W.のクリーマが作曲。耽美な管楽器のアンサンブルをふんだんに用いた新機軸。(サプライヤーインフォより)

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