TUCO PELLEGRINO / NA CONTRAMAO DO PROGRESSO

TUCO-PELLEGRINOヴァイ・ヴァイなど名エスコーラがあり、アドニラン・バルボーザなどを輩出しているサンパウロを拠点に20年の間、正統派の小編成サンバを追求してきたシンガー・ソングライターのトゥコ・ペレグリーノのこれが2作目となるアルバム。リオの大御所モナルコが共作とゲストvoで参加。
ジョアン・カマレロ(7弦g)、ジュニオール・ピタ(g)、カルドーゾ(テナーg)、ルーカス・ナーウン(cavaquinho)という棹物の小気味良いカッティングに、エドゥアルド・グアルネッチ(tb)の郷愁をそそる旋律、ドンガ(surdo)をはじめとするパーカッションのアンサンブル。自作を中心とした楽曲を愛おしそうに歌うトゥコ・ペレグリーノと、人懐っこさを覚えずには居れない多人数でのシンガロング・コーラス。サンタ・テレーザの路面電車を写したカバー・アート、そしてサンパウロ州の文化活動プログラムの助成を受けて制作された本作、大切に育まれてきた伝統のスタイルを継承し、演奏、歌唱、踊ることへの誘発、これら全ての質を高めんとする決意が見て取れます。大御所サンビスタ、モナルコと共作されたm-3″Madalena”では、モナルコ自身に加えてヴェーリャ・グアルダ・ポルテーラの面々がコーラスで参加、本作への参加後に惜しくも逝去された同じくポルテーラの重鎮ヴァルヂール59 と共作・共演したm-14″Volta” も収録。(サプライヤーインフォより)

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