CHRISTIAN Y REY / QUE LINDAS SON LAS MUJERES

キューバン・サルサ系のサラブレッドで、今一番注目されるティンバ・グループ、クリスティアン・イ・レイの2016年作です。お爺ちゃんは、パチョ・アロンソ、父親がパチート・アロンソで、パチートのバンド、キニ・キニのメイン・ヴォーカリストとしてグループを支えてきた2人のファースト・アルバム(多分)は、祖父、父のパン・カリブ色を受け継ぎながらも、やはり、ラップなども交えたティンバ世代のポップで鋭角的なサウンドが全編で聞かれる快作です。パチョ・アロンソの2曲以外、全て2人によるオリジナルというところも流石ですね。ゲストにハイラ、ブエナ・フェなどが参加。最近のティンバ・シーン復活を印象づけるアルバムです。