V.A. / KORMANJI DANCES, Northern Khorasan


国を持たない世界最大の少数民族と呼ばれるクルドの人々。彼等はトルコ、イラク北部、イラン北西部、シリア北東部等、中東の各国に広くまたがる形で分布しながら、各地で多くの迫害による辛酸をなめてきました。
本作は数世紀前にクルディスタンから北ホラーサーン州にやってきたコルマンジの人々のダンス音楽です。doholというタイコをバックに、sornâというチャルメラ、qoshmeという葦笛や擦絃楽器のケマンチェが旋律を乗せていきます。曲によっては、ヴォーカルが入るといった簡単な編成で演奏されますが、繰り返しが次第に気持ちよくトランスへと誘ってくれるそんな音楽です。この音源を聞く限りでは、イランの同種のダンス音楽よりも全体的にテンシャンが高く、躍動感に満ちています。
昔のホラーサーンの人々のように、北ホラーサーン州のコルマンジのクルドの人々はダンスを笑劇のように捉えていました。老いも若きも、男性も女性も、金持ちも貧乏人もすべての人が参加し、そのダンスは遊牧民の生活、戦いや結びつき、死をを皮肉り、愛を語る、幸せで価値のある楽しいものと考えられていました。彼等の話す言葉はホラーサーンの影響を受けており、彼等のダンスもまたホラーサーンの輪になるダンスに似ています。ダンスは弾むようなステップでゆっくりと始まり徐々に加速していきます。踊り手が疲れ切らないようにこれを交互に繰り返します。足のステップよりも手の動きがより重要で手を叩く動作が特徴的だそうです。(サプライヤーインフォより)

Sorna: Heshmat Saadati
Qoshme: Mohammad Asheq Qarakhani
Vocals: Abdolali Damanjani
Kamanche & Dohol: Qorban Baqeri

Collected & Researched by: Mansureh Sabetzadeh

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