DULCE PONTES / PEREGRINACAO

デビュー当時、好きだったんですが、というか、久々の大物ポルトガル女性歌手だなあ、と思いましたね、で、その後の活躍は皆さんご存知の通り。けれど、しだいにファドから離れて行く傾向もあり、欧州で大スターになるにつれ、ちょっと興味を失っていったというのが正直なところ。が、8年ぶりとなるこの2枚組アルバムのリリース前に youtube にアップされたクリップを見て、何だこれは?と。やはりファド、とは言い切れませんが、やっと、この人の歌いたいポルトガル音楽というものが実ったんじゃないかな、と、そう思った次第。ファド、フォークロア、古楽やら何やら(よくわかってませんが)、そんなポルトガルに歌い継がれてきた様々な音楽の流れを遡上し、一人で全部歌い切りたい、みたいな願望を感じさせる歌の数々、全体、そんなアルバムに仕上がっているような印象を持ちました。
年頭に、あるポルトガル音楽マニアのお客さまにリクエストをいただき、なかなか入らずにいた商品ですが、やっとのこと入荷しましたが、お高くなってしまいました。すみません!


▽収録曲ライヴ

▽オマケ

▽一日中、こんなことしてるんでしょうね、歌バカ?近年は田舎の農場で暮らしているそう。