ELEONORA ZOUGANELI / METAKOMISI TORA


ELEONORA-ZOUGANELI2013エレオノーラ・ズガネリはヤニス・ズガネリとイシドラ・シデリという二人の歌手の娘さん、子供のころから歌っていたようですが、長じてヨルゴス・ダラーラスやマノリス・リダキスのバックで歌うようになり、ナタッサ・ボウフィルと共演したり、あるいは、ポルトガルのドゥルセ・ポンテスとの共演も果たしています。デビューアルバムは09年~この2013年作で4枚目のアルバムということで、順調な人気ぶり。今年になってからも、ミキス・テオドラキス追悼コンサートでダラーラスと共演、人気歌手が集ったメリナ・メリクーリ没後20年コンサートにも出演、スターの仲間入りをしていますが…。というよーなことはともかく、『ただ今、移動中』と直訳できるこの作、イイじゃないですか!1997年デビュー、これまで3作のアルバムを残しているグリーク・フォーキー&モダンライカな男性SSW、グコースタス・リヴァーダス(エレーニ・ツァリゴプールやマノーリス・リダキスに曲を提供)が参加、デュオで歌う場面もある本作、ほか、これまでにもエレノーラに曲を提供して来たイラシモス・エヴァンゲラートスやミノス・テオハリスらに加え、自らも4曲を作曲しています。ブズーキ、ヴァイオリンほか各種弦楽器によるオリエンタルで静謐なライカから、ピアノを中心に置いたグリーク・バラード、ギターバンドによるロック調ライカ、フォーキートラッド調の透明感ある曲、島唄風のリズム感を持ったトラッド風ナンバー、ほかほか、曲ごとに装いを変える多彩さも、エレノーラの持ち味の中に溶けてまったく散漫さを感じさせません。その、ちょっとカスレた哀愁味のある歌声、既に大物観を漂わせているかも。*非シールド品







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