GARGAR / presents GARISSA EXPRESS


gargar僅少初入荷(世界を旅する>ky の女性サックス奏者、仲野麻紀さんに買って来ていただきました。感謝!)素人臭いのかと思って聞いていましたが、いや違いますね、この、ちょっと素っ気ない訥々とした歌い口は、スーダンとかエリトリア、あるいはソマリア、もしくはザンジバルのターラブとかその辺、北東アフリカのイスラム系女性歌手の歌い方じゃないかと、思い直しました。で、調べてみるとやっぱり、ケニアのソマリ人女性ヴォーカル・グループだそうです。で、グループ名となっている “ガルガル” というのはギャルギャルじゃなくて(…)ソマリ語で “みんないっしょに” という意味らしいんですが、そんなわけでみんないっしょに歌っています(?)。と言ってもハーモニーを駆使というのではなく、コール&レスポンスで主唱&ユニゾンコーラスを聞かせるわけですが。
で、総人口およそ1700万を数えるソマリ人(ほぼスンナ派ムスリム)だそうですが、ソマリア(910万人)はじめ、エチオピア (460万人)、そしてイエメン(90万人)に次いでケニア北東部にも50万人ほどのソマリ人が住んでいるとのこと。そんなケニアのソマリ・コミュニティの中心地、ソマリア国境寄の内陸部にあるガリッサという街で、2003年にこのガルガルは結成されたそう。この2010年作タイトルは “ガリッサ急行” ということで、その “急行” が意味するところは、ま、そのモダンでスピード感あるバックトラックのことでしょうか?というのも、祝い事、結婚式や収穫祭はじめ、機織りや縄結いの時なんかにも歌われてきたソマリの女声合唱の伝統が廃れていくことを危惧し、そんな伝統を守って行こうと結成されたガルガルなので、こうしたPOPなバックで歌うことは次世代へのアピール、あるいは外の世界のリスナーへの訴求という点からも大いに有効でしょうから。
〜ソマリのメロディーや伝統リズムを織り込んだモダンなサウンドに、4人の女声が飾らず歌う土地の節まわしが、爽やかと言ってもいいサバンナの情緒を伝えてくれるガルガルです。で、まあ、たぶん、いずれ、ケニアのネーネーズと言われること必至でしょうな。
>試聴可!


▼参考

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