JEAN CORTI / FIORINA

jean-corti0920世紀パリのアコーディオンの巨匠は、まだまだ元気!~ジャン爺が帰ってきました。録音はジャン・コルティの希望で、昔と同じ一発録りのダイレクト録音で行われたそう。そのせいで、歌い手がリズムや旋律にやや遅れがあったり、振り回されたりも、ダイレクト録音ならではのスリルがあります。生のシャンソンは、生のアコーディオンと同じく真剣勝負!?機械や多重録音技術で修正されることのない、ヒューマンな味わいが聞きどころ、ですね。目を閉じて聞けば、生の人間の呼吸や、古き良きパリの下町の姿が見えて来る、そんな録音でしょうか。

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