「円盤」は2013年3月に開店して以来十周年を迎えました。
それを記念した、円盤の十年間に売って来たアイテムの中から人気が高く、なおかつ「これはぜひじっくりアナログで聴きたいな」と思えるアイテムのアナログ化シリーズの第一弾。
’00年代初頭に tsukinowa やアヤコレットの音響を生み出した奇才録音家、アメフォンの90年代の作品から厳選された作品です。
’90年代初頭より 3inchCD-R などで発表されていたものから厳選し’98年に虹釜太郎の 360° でCDリリース。世界各地の民俗の音楽に根ざした埃っぽい音なのに、いったいどこの国の音楽なのかわからない。それでいて親しみやすい不思議で美しい音楽が一部のとんがったリスナーからは絶賛されたものの、大きな話題にはなりませんでした。
しかし、’12年にアメフォン自身によるリマスタリングで再CD化されたところ大ヒット。制作から約20年たってようやく時代がアメフォンに追いついてくれたのでしょうか。「辺境音楽」ブームに完全に先駆け、さらにオリジナリティにまで至っていたあまりにも早すぎた名作です。
収録曲元ネタCD-Rをおまけに付けます。
↑↑ココ重要!
というわけで、当方も1度だけですが、倉地久美夫さんのCDを通販で買ったことのある高円寺・円盤さんの暴挙、じゃなかった、快挙!
当方がWAVEという店に勤めていた頃からの窮地の中、じゃなかった、旧知の仲 “AMEPHONE” の過去作品のアナログ化ということで、なかなか出来ることじゃありませんな!オススメしましょう〜ずっしりとそう重くもないけどナゼか重い、イイ感触のダブルジャケLPですよ!