ROGE / BREN GUELE

リオ・デ・ジャネイロ出身のロジェーは、若いころにはマルコス・スザーノやベト・カゼスが中心になったパーカッション・グループ、バチクンなどにも参加していたそう。パーカショニストであり歌手であり、さらに作曲家としての活動もスタートさせ、2003年にソロ・デビューしました。以後、セウ・ジョルジが11年に発表したアルバムへの参加などを経て、4枚めのアルバムとしてリリースされたのが本作。そのセウ・ジョルジのアルバムに収録された曲の再演や、チン・マイアのかつてのヒット曲のカヴァー、そしてジョルジ・ベンの再来と思わせるような曲までを含み、リオのサンバ~ブラック・ミュージックの伝統を縦横無尽に受け継いでいます。2012年を代表するサンバ・ロック・アルバムですね!