スペイン・カタルーニャの20歳以下の若者たちによるジャズのビッグバンド、サン・アンドレウ・ジャズ・バンドのディレクターであるジョアン・チャモロの門下生の一人で、前作では大御所スコット・ハミルトンをフィーチャリングしていた、ヴァイオリニストでヴォーカルもこなすエリア・バスティーダ。そんな彼女が、ステファン・グラッペリにオマージュを捧げたアルバムです。
ジャンゴとマヌーショ・スィングを完成させた人、スタンダードの極上の解釈者、そしてボサ・ノヴァへの挑戦など、ステファン・グラッペリの多才な音楽性を見つめ直し、今回のアルバムに巧みに取り入れています。今作では、ヴァイオリンに集中しているので、ヴォーカルを披露する曲はありませんが、ヴァイオリンの演奏だけでたっぷり聞かせます。
バックを固めるのは、ギターのホセ・トラベル、コントラバスのジョアン・チャモロ、ドラムのアルナウ・フリアというベテラン勢です。(サプライヤーインフォより)
1. Clair de Lune (Joseph Kosma)
2. I Can’t Get Started (Vernon Duke)
3. Double Concerto (J. S. Bach)
4. Troublant Bolero (Django Reinhardt)
5. Anniversary Song (Ion Ivanovici)
6. Flamingo (Ted Grouya) -as he played it-
7. Makin’ Whoopee (Walter Donaldson)
8. Dance For Stephane (Elia Bastida)
9. Nature Boy (Eden Ahbez)
10. Django (John Lewis)
11. Izaura (Herivelto Martins, Roberto Roberti)
12. My One and Only Love (Guy Wood)
13. Grappelia (Elia Bastida)
14. Django (John Lewis) Bonus Track
Èlia Bastida, violin
Josep Traver, guitar
Joan Chamorro, double bass
Arnau Julià, drums