ベーシストのエドウィン・アレジャーノがプロデュース/音楽監督によるベネズエラのアンサンブル、ホローポ・ジャムの2012年の初アルバム。その後、アレジャーノの他に、マラカスのマヌエル・アレハンドロ・ランヘル、クアトロのレオニダス・ロンドーン、オーボエ&バンドーラ・ジャネーラのフェルナンド・アルバレスの4人がレギュラーとするカルテットとなったようですが、本作段階では、曲ごとに編成やメンバーを組み替えながら、ホローポとその周辺音楽を基盤にセッションを繰り広げています。ピアノとヴォーカル&マラカスのデュオによるバッハの変奏曲や、来日歴もあるエドゥアルド・ベタンクールのアルパ・ジャネーラを配したアンサンブル、キューバのベボ・バルデースのナンバーをホーン・セクションやトレス、ヴィブラフォンのアルフレード・ナランホらのオルケスタ編成で仕立て直したり、歌ものあり、エクトル・モリーナのトレスとランヘルのマラカスの妙技をテンポ良くフィーチャーしたトリオ、カルロス・アダルメスのファゴットを中心に据えたりと、多彩な内容。ホローポ~ムシカ・ジャネーラ好きはもちろん、ラテン・ジャズ系やベネズエラ以外の現代フォルクローレ系の文脈に位置づけつつ聴いていただくのも良いのではないかと思います。デジパック仕様。(サプライヤーインフォより)
1. Preludio con Yaguazo (Golpe Tuyero)
2. Camaguán (Pasaje)
3. Marcolina (Joropo, Golpe de Arpa y Estribillo)
4. Pierre Jamballah (Joropo)
5. A ti Waraira Repano (Pajarillo)
6. Camino de esmeralda (Joropo)
7. Todo va a estar bien (Pasaje)
8. El preñaito (Joropo)
9. Un par de fuertes prestados (Golpe Tuyero)
10. Seis modal (Pasaje y Seis)
11. Cante como canto yo (Contrapunteo en San Rafaelito)
Eduar Betacourt: arpa llanera
Edwin Arellano: electric bass, contrabass
Héctor Molina: cuatro
Manuel Alejandro Rangel: maracas
Jorge Torres: mandolina
Euro Zambrano: batería
etc.
Production and music director: Edwin Arellano