★ソネス・デ・オリエンテ / ノ・テ・デヘス・キタール・エル・ソン
1938年に結成!キューバの旧都で、ソンの揺籃の地、サンティアーゴ・デ・クーバで活躍し続ける老舗バンド、ソネス・デ・オリエンテ、結成80年メモリアル・アルバム。
● ソネス・デ・オリエンテは、1938年に結成された名門バンドです、しかし、キューバのバンドによくあるように、常に若手に門を開きつつメンバーを若返えさせながら、伝統継承と革新を進めてきたバンドです。そして現在は、クアトロ(キューバの複弦ギター)奏者のユリ・リビエラ・カマーチョ(Yuri Riviera Camacho)が、才能と個性あふれる7人を率い、サンティアーゴ・デ・クーバで活躍しています。
● 本アルバム・タイトル「NO TE DEJES QUIRAR EL SON」=「ソンを奪われるな」からも分かるように、このグループのアイデンティティーは、ソンであり、世界で活躍する実力を持つソン・バンドがひしめくサンティアゴ・デ・クーバにおいて、彼らは最も重心の低いソンを奏で、成熟したバンドとしての色香を発しています。2019年7月録音の本作にも、その特徴がはっきり刻まれています。
● 2パーカッション、フルート、ギター、クアトロ、ベースに、ボーカルとグィロ&マラカスのアンサンブルによって展開されるサウンドは、畳み掛けるようなリズム・チェンジや転調、次々に移り変わるコーラスなど、大胆で緻密なアレンジによって、スリリング且つ味わい深いものとなっています。
● リーダー、ユリ・リビエラ・カマーチョとギター奏者のジョアン・カサネージャズ・アルメナーレス(Yoan Casanellas Almenares)作曲によるオリジナル4曲を含む、ソンを大きな幹としたルンバ、グァラーチャ、クンビア、ボレロ、チャングイなどといった、バリエーション豊かな全10曲を収録。
● 臨場感溢れる音質はまた、彼らが普段サンティアーゴ・デ・クーバの音楽スポットで全力で演奏している時のテンションの高さを、そのまま感じられるほどです。
● 彼らのメロディーとリズムは、緻密と大胆、歓びと哀愁、伝統と革新…様々な相反する島国キューバ独特な要素を、まるでシャワーのように届けて来くれます。このアルバムは、「聴く」というより「浴びる」という言葉の方が似合うのかも知れません。
● 美麗デジパック装、スペイン語歌詞&大意付き。(メーカーインフォより)
1. La cola ラ・コラ
2. Al compás de un Guaguancó アル・コンパス・デ・ウン・ワワンコ
3. Tanto tiempo タント・ティエンポ
4. No te dejes quitar el Sonノ・テ・デヘス・キタール・エル・ソン
5. Arrinconao アリンコナオ
6. No la dejes suelta ノ・ラ・デヘス・スエルタ
7. El final エル・フィナール
8. Divina Silvia ディビナ・シルビア
9. Yo soy de esta tierra ジョ・ソイ・デ・エスタ・ティエラ
10. Escoba Barrendera エスコバ・バランデーラ
Yuri Rivera Camacho (Director, Cuatro y Voz)
Pastor Pane Hechavarria (Bajo)
Yoan Casanellas Almenares (Guitarra y Voz)
Yoenis Muñoz Camacho (Percusión, Congas)
Juan Carlos Zambrano Parlau (Percución, Bongo y Voz)
Rubén Leliebre Del Toro (Flauta)
Ismael Borges Torres (Voz y Percusión menor)