■かつて戦後間もない頃、偉大なる先達――東京キューバンボーイズやノーチェクバーナが大志を抱き試みた日本民謡とラテン・リズムの融合を21世紀に再生させる、民謡クルセイダーズ。福生在住のギタリスト、田中克海と民謡歌手、フレディ塚本を中心に結成。ラテン、カリブ、ジャマイカ音楽に精通したミュージシャンたちと米軍ハウスでセッションを重ねて生み出された、新しい時代の民謡大全集。
■正規CDリリース前にもかかわらず、あのライ・クーダーがツイッターで取り上げたり、雑誌や新聞で取り上げられたり、ピーター・バラカンが監修する音楽フェスティヴァル、“Peter Barakan’s LIVE MAGIC!”に出演したりと、すでに大きな注目を集めている話題のバンド、民謡クルセイダーズ、待望のデビュー・アルバム。誰もが知っている日本民謡が、ラテンやブーガルー、クンビア、レゲエ、さらにはアフロビートやエチオ・ファンク等々、奇想天外なアレンジで生まれ変わる。3つの打楽器を土台とする躍動感あふれるサウンドと、真っ当な民謡の歌唱が織りなす未知の世界。民謡や音頭好きはもちろん、ラテン音楽愛好家、スカやレゲエのファン、アフロビートや辺境グルーヴ好きも魅了するまったく新しいサウンド、グルーヴを体感してほしい。YOI YOI!
■昨今のクラブ・ミュージック文脈における和モノの隆盛や、愛知県豊田市の〈橋の下世界音楽祭〉をはじめ、盆踊りや祭りを取り入れた野外フェスが日本各地で開催され、東京の〈すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り〉が異様な盛り上がりを見せたりするなか、大きな注目を集めること間違いナシ!
■カセットコンロスのアンドウケンジロウがゲスト参加。福生の米軍ハウスにおける録音を、内田直之(LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND等)がミックス。ジャケット・デザインは木村豊(Central67)が担当。
〜メーカーインフォより