“シバ”のまぼろしの名盤、25年の時空を超えてついに帰還！ 
シバは高田渡の依鉢を正統に引き継ぐブルース歌手である。72年、URCレコードより『青い空の日』でデビュー。第一作はトラディショナルブルーズやフォークソングを下敷に当時の若者たちの心象風景を描いた詞世界を乗せ、独自の唄世界を切り拓いた重要作として世代を超えた多くのリスナーに愛聴されつづけている。その後『コスモスによせる』『夜のこちら』とアルバムを重ねる毎に持ち前のブルーズフィーリングは深みを増し、他の追随をゆるさない。デビュー20年後、92年制作された本作は鬼才・梅津和時をプロデューサーに迎え、鮎川誠・知久寿焼・リクオ・新井田耕造・チャールズ清水・ドクトル梅津バンドの面々らの強力サポ―トを得てシバのブルーズ・インパルスが激しく火花を散らす最高の一枚に仕上がった。リリース当初から高い評価を得ながら、故あって永らく「廃盤」状態にあった本作が２５年の時空を超えて蘇える。まぼろしの名作、ついに復活だ！

■収録曲：
1. 謎の電車
2. ジャックナイフ
3. 満州鉄道の夜
4. ルート20ブルーズ
5. 帰還
6. 象
7. 9:50分発○○行き
8. 夜
9. 下のほう
10. 死刑囚の唄
11. ブルーズ・ブルーズ

■演奏：
シバ Vocals, Guitar, Piano
直角中根 Guitar
円周率松枝 Bass
梅津和時 Alto & SopranoSaxophone etc
片山広明 TenorSaxophone
早川岳晴 Bass
菊池隆 Drums
鮎川誠 Guitar
リクオ Chorus
知久寿焼 Chorus
塚本弥生 Violin
新井田耕造 Drims
チャールズ清水 Piano, Organ

Poduced by 梅津和時

■シバ　プロフィール
中学生の頃から漫画家を目指して活動。後、漫画を描くかたわらブルースを歌うようになる。1971年に高田渡と知り合って武蔵野タンポポ団を結成、同年の全日本フォーク・ジャンボリーに出演。1972年URCからアルバム「青い空の日」をリリース。その後も漫画家として並行して活動する。