濱口 祐自 / 竹林パワーの夢


yuji-hamaguchi「熊野人、凄いBlues魂。こういう人が潜伏してるとは、日本は不思議な国だ。」  by 細野晴臣
熊野の水と風と光が育てた異能のギタリスト、濱口祐自による幻の1997年作に、2003年発売の日本唱歌のカヴァーEP『Our Hearts』の音源を3曲プラスして、久保田麻琴がリマスタリングして蘇らせ発売されたのが本アルバム『竹林パワーの夢』です。
現在、やはり久保田麻琴プロデュースにより完全新作が制作進行中ですが、その前の名刺代わり、彼の活動歴を感じてもらうためのアルバムでもあります。
本 作の元となったアルバムは、1997年に自主制作したアルバム(原題は『竹林パワーDream』)。収録曲はすべて濱口の手によるオリジナルで、基本スタ イルはソロによるギター演奏。ブルースやフォーク、カントリー、ラグタイム、ジャズやクラシックなど幅広いレパートリーを持つが、我流でフィンガー・ピッ キングを追求し、山、森、海、滝、岩など熊野の自然から日頃彼が感じ取ったことを自然とそのサウンドに表出しているのがとても魅力的で、牧歌的で澄んだ空 気にも似たギターの音色は、聞くものを引き付けずにはおきません。
とにかく2014年最大に注目のギタリストです▽参考!

1. 遠い日の夢
2. 妙法の夕ぐれ
3. エスニックウインド
4. ハーフムーンセレナーデ
5. せつない香り
6. フライデーワインステップ
7. 春を待つ満月
8. キュティショーティ
9. アラレヤと月
10. サンデーモーニングピッキン
11. バンブーフラワー
12. ふるさと (bonus track)
13. 朧月夜 (bonus track)

出身は和歌山県那智勝浦町で、現在も在住。年齢は現在57歳。マグロはえなわ漁を生業とする家系に生まれたが、船に乗ることを選ばずに自由人の道を進む。(なお父は漁師でありアマチュア画家だった)。
ギ ターを始めたのは小学4年のとき。大学時代にはスリーピー・ジョン・エステスやサンハウスといったカントリー・ブルース、BBキングのようなモダン・ブ ルースに開眼、アーフリーやフォークウェイズといったルーツ・ミュージック系の名門レーベルの作品を漁るなど、音楽漬けの青春を過ごす。ブルースやフォー クばかりでなくモダン・ジャズの洗礼を受けており、ハンク・ジョーンズやウィントン・ケリーらのアルバムから多くのことを学んだという。この頃から我流で フィンガー・ピッキングを追求し始め、幅広く音楽を吸収していくなかから自身のギター・スタイルが徐々に形成されていくことに。
また旅人気質の持ち主であり、マグロ漁で訪れたパプア・ニューギニアで現地の音楽に触れたり、ストリート演奏をしながらヨーロッパを巡るなど、海外をめざすことも少なくなかった。
そしてやがて地元で〈竹林パワー〉という名のサロンを開店する。インテリアには自身が採集してきた竹を用い、父が書いた印象派的絵画が多く飾られたその伝説のお店(85年から97年まで12年間営業)を拠点に、彼は本格的にギタリストとしての活動をスタートさせた。
現在は、海に面した自宅兼練習場で近所の人からもらったおんぼろのモーリスのギターをモディファイし、理想の愛機を生み出す作業に精を出す日々を送りながら、演奏活動も行っている。

(以上、メーカーインフォより)

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