ツツァーナ(と読むのかな)・ヴァルコニルはハンガリー生れの歌手・女優・アコーディオニスト。世界中 を旅し、バーやストリートで歌う。これは彼女の4枚目のアルバムで、フランスのサウンドエンジニア/ プロデューサーのフィリップ・テシエ・デュ・クロ(ウェンド・コロソイ、ボーヤン・Z、ステファノ・ ボラーニ、ロキア・トラオレ…)とのコラボレーションで制作された。ツツァーナの旅の手帖のような 構成で、放浪の歌をハンガリー語、ロマ語、英語、フランス語で。(サプライヤーインフォより)
CSABA POLOTAI (electric g, acoustic g, vocal),
FREDERIC NOREL(vln),
JEFF HALLAM (b, vo),
SYLVAIN LEMETRE (perc, dms).
ハンガリアン・フィメールSSWとうことですが、なんだか、寄る辺のない歌ですねえ…一所不在、放浪する女性自作自演歌手?そんな、ホーボーソングみたいな成り行きが、どんな風にこの人にあるのかは知りませんが、70年代末頃の作と言われても信じてしまいそうな曲想、セピアに浮かぶジャケの横顔、どちらかと言えば、投げやりにとも聴こえる、その高音域で不安定な歌声、ほんの微かに漂うハンガリーのトラッド・フォーク・リヴァイヴァルの余韻?とか、その、魅力のあり方に関し、いろいろと考えてしまいますが、その、いろいろと考えさせるだけの掴みどころのなさ、あたりにも、寄る辺のない魅力があるのは?確かです。
1 Vártam Jöttöd (Je T’ai Attendu) 3:07
2 Világ (La Lumière) 3:35
3 Bánat (Chagrin) 3:33
4 Vagabond Song 4:06
5 At Night 3:53
6 Mit Igérsz (Que Me Promets-tu ?) 3:18
7 Azt Mondják (On Dit) 4:58
8 Jaguar 3:23
9 Aki Nem Jó (Celle Qui N’est Pas Bonne) 2:53
10 Fanni 4:12
11 Hej Szél Fú (Le Vent) 2:46
*特に問題のない中古盤で在庫あります。¥1800