以前から噂となっていたユッスー初のレゲエ・アルバム、10年3月のリリース盤、登場です!09年春にキングストンのタフ・ゴング・スタジオで録音~アール”チナ”スミス/マックス・ロメオ/バニー・ウェイラー/ディーン・フレイザーらレゲエ黎明期からの大物ミュージシャンがこぞって参加しています。アレンジャーはティケン・ジャー・フォコリーのアルバムも手掛けた、ボブ・マーリーの盟友でもあるタイロン・ダウニー、というわけで、レゲエらしいレゲエを作り出すためには最高の布陣と言えるでしょうね。で、今なぜユッスーがレゲエなのか?なぜ、マーリー賛歌なのか?という問いはさておき、英語曲もあるものの、ウォロフ語の歌詞を悠々とレゲエに乗せていくリラックスしたグリオー的歌唱、コレがなかなか気持ちいいんです。ま、レゲエとラップに二分されているアフリカの若い世代にとっては、さすがユッスー、わかってるぜ、ということになるんでしょうか…。