とうとう、中古盤…しかも、おみ足に
カットアウト・ホールあり盤でやっとこさ入荷して来ました。が、CD 盤に問題はありません。
なんとまた、グラミーが送り出したモーラムpop 女性歌手、インリー・シーチュムポンのデビュー作 (2012)!カオティップと正反対というか、実にお水っぽいですなあ…、たぶん芸歴は長いんじゃないでしょうか(知らないですけど)。が、実にカオティップの清純路線を凌ぐ、オヤジ好み~繁華街の裏町木造モルタルアパートに咲く造花のハナ路線とでも言いますか??このインリー・シーチュムポン嬢、ディープなモーラム・ビートに乗せ、酸いも甘いもサラッと流す歌いっぷり、なかなかできることじゃありません。バックの苦労人っぽくて堂に入ったサックスやケーンやピンやチンの生み出す、グルーヴィーでフロアーショーっぽい地方色をスリ抜けつつ、脂ぎった男どもの声援も受け流し、なかなか誘いに乗りそうで乗らないそのシッカリ者ぶり!この娘だったら、だまされてもイイんじゃないでしょうか?だましてくれるんじゃないでしょうか!?